声や話し方って、結構人の印象を左右しますよね。
私は声の通りが悪く、ボソボソした暗〜いしゃべりがコンプレックスだった時期があり、滑舌や発声などのレッスンをする、話し方のボイストレーニングに通った事があります。
期間としては、ざっと1年弱くらいでしょうか。演劇ワークショップなどに手を出していた時期に同時に通っていました。
そこで、実際に試して感じた事や結果どうだったのか、まとめていきたいと思います。
話し方に悩む人や、ボイトレしようか考えている人の参考になれば幸いです。
話し方・声のボイストレーニングをしてわかった。理想と現実!
どんなトレーニングをしたのか
どんな事をしたのかざっくり書くと、
・腹式呼吸の練習、(横隔膜を意識して、スッスッスッと一定のリズムに合わせて息を吸ったりはいたりとか)
・滑舌、(あ行から、わ行まで、短い例文を読んだりしてどの行が言いにくいのかチェックしたり、母音(あいうえお)だけで文章を読んでみたり)
・声のボリュームや高さを上げたり、下げたりの発声練習。
・文章を読んだりして、声の強弱のつけ方や抑揚のつけ方などを練習したり
など色々でしたね。
話し方のボイストレーニングをした結果
簡単に結果を書くと、まずは以前より大きい声が出るようになった点ですね。単純に声量が上がりました。
かなり聞き返される事が昔は多かったんですが、ボイトレを続ける事でそれがほぼほぼなくなりました。
また、前より声が出るようになると、自信がつきます。
少しでも自信がつくと、それが人と話す際にプラスに働きますね。
滑舌が良くなったうんぬん、とかよりも実際にトレーニングした事実によって自信がついたりするものでした。
案外そういうものかもしれません。
自分の話し方にコンプレックスがあったり、話すことに苦手意識がある人が一度やってみるのはオススメですね。(無理のない程度にね)
メリハリのある読み方や話し方がしやすくなるので、接客業やプレゼンなど、人前で話す機会が多いけど、自信がない・・・方にも良いと思います。
話し方の理想と現実
さて、ここからは実際に試してわかった、話し方・声のトレーニングの理想と現実について書いていきます。
個人の体験談なので、全ての人がそうじゃないとは思いますが、まあ参考にどうぞ。
ぶっちゃけ、話し方のボイストレーニングをしたからといっても、しゃべりがめちゃくちゃ上手くなるわけではないです。
文章を読むのは上手くなると思いますが、対人関係(人と話す)に関しては、やっぱりメンタル面が非常に大きいと感じました。
話し方や滑舌のトレーニングなどをやってみて、実感したのは、気持ちは話し方や声に出やすいことですね。
不安だな~とか怖いとか思っていると、それが話し方に出てどことなく暗い印象になってしまったりしましたね。
暗さがぬぐいきれないんですね、笑。
笑顔+そこそこの声量のあいさつを身につけるのに、かなり時間がかかってしまいました。
あとはトレーニングをしても、日々日常で心がけてないとなかなか染み付いた話し方、習慣を変えるのは難しいのも実感しました。
滑舌とか意識してないと、戻ったりもしましたね。
慣れない声の音量とか、表情をつけて喋るとか、最初は苦痛な方もいるかもしれません。
ですが、嘘でもいいからとりあえずやっていたら、そこそこの状態まで習慣づくようにはなると思います。(経験上)
最初は嫌悪感しかなかったのだが、当時頑張った結果、
ボソボソ喋る聞き返されるものすごく暗い→まあ表面上は笑顔で、聞き返されたりしないレベル、ぐらいにはなりました。
正直、人にもよるし、プライベートではボソボソもするんですけど、笑。
仕事と他人付き合いではまあまあ使えるので、よかったと思います。
まとめ
個人的なまとめ。
・声のトレーニングをしたからといって、劇的に人とのしゃべりが上手くなったりするわけではないが、トレーニングをした事で自信はついた。
(メンタルが補強された事で人と話しやすくなるのはある)
・教室などで、その時だけ話し方の練習をしても、染み付いた話し方や声の声量は変えにくい。日々意識していく、続けていくのが大変だった。
・対人関係はメンタル。笑顔と声量は慣れ。
マジメにまとめると、トレーニングも大事ですが、根本的な精神的な部分の心がけもとても大事だというのを知れたのがよかったですね。
興味があればぜひやってみてください。
今はケイコとマナブ.net とかで見ても、話し方のボイストレーニング教室はありますし、シアーミュージック
などの音楽教室でも話し方のコースがあったりします。
プレゼンなどのビジネス向けやコンプレックス解消など色々ありますね。労力は多少いるかと思いますが、面白いと思います。
というわけで、話し方・声のボイストレーニングをしてわかった。理想と現実!でした。それでは~。