不登校の勉強はどこから?一口に勉強といっても、どこから始めようか迷いますよね。
今日は現在不登校状態にある子がどこから勉強を始めたらいいのか、個人の経験も含めつつ書いていきたいと思います。
不登校の勉強はどこから?経験から考える進め方。
簡単に目標を決めよう
子どものタイプももちろん大事ですが、まずは簡単に目的(道筋)を考えると良いでしょう。
大体このドリルで〜数学や英語中心で〜など、なんとなくで始めてしまうと、勉強をどこからやったらいいのか、どう進めたらいいのかわからなくなりがちです。
親としても、ゴールや道筋といったものが見えづらく、進んだこともイマイチ実感しにくいですよね。
ですから、子どもの年齢や状態に合わせて、簡単に目的を決めるのがおすすめです。
例えば、
・まずは取り組みやすい科目で5分から始める
・学校の授業の英語が不安だから、オンライン授業で補う、
・定期テストだけは受ける予定だから、今はテスト対策を集中的にやる、
・不登校気味だから得意科目を伸ばして学力低下を防ごう、
のような例があります。
不登校になる前の学力と目指す目的にもよる
また、不登校の勉強をどこからやるかは正直、不登校になる前の学力と目指す目的にもよっても変わってきます。
例えば、高校2年からで1年弱不登校で、比較的致命的な苦手がないそこそこの学力、性格もマジメな子がいたとします。
その場合、通信制高校に転入すれば、最低限の勉強でなんとか高校卒業はできる可能性が高い。(レポートなどマジメに取り組んだ場合)
変な話、高校卒業がゴールであれば、そこまでものすごく多い量の勉強をしなくても大丈夫っちゃ大丈夫だったりします。
ただ、そこから大学受験を目指す、となるとやはり勉強量は必然的に増えますよね。
このように、不登校になる前の学力(小中の基礎はできてる、とか)と目指す目的(高校、大学など)によってもどこからやるか、どれくらいやるかは左右されますね。
不登校期間が長い場合
不登校期間が長い場合(半年以上)に対しても同様です。
不登校期間が長い場合は特に、どういう状態を目指していきたいか、フリースクールや通信制高校などの居場所の候補もあげた方が良いでしょう。
不登校期間が半年以上など、伸びてくるとその分やってない範囲も広がってくるので、どこからやるか決めづらいものです。
先に新しい進路を考えてみたほうが良いかもしれません。
また、勉強が苦手な子は、フリースクールや適応指導教室など、人と一緒に勉強するのも良いです。
不登校期間が長い場合は、本人のやる気や状況(元気具合)にも左右されますね。
例えば、塾を嫌がる、対人関係が不安→家庭教師、訪問支援も行うフリースクール、オンラインでの家庭学習、
外出はできる、人との関わりを増やしたい→適応指導教室、通学型のフリースクール、塾など
状態によっても進路やどこからかの進め方は変わってきます。子どものタイプや状況に合った進め方ができればと思います。
一人でも進めやすい教材なら継続率89.1%のすららがおすすめ
「学校の教科書だと難しい」「紙のドリルや通信教材じゃ続かなかった」方におすすめなのが、タブレットやパソコンで学習を行えるオンライン教材すららです。
一人一人の特性をヒアリングした上で、現役の塾講師が学習設計やアドバイスをしてくれます。
また、発達障害の専門機関と共同開発を行なっているため、「つまずきやすいポイントを厚く指導する」カリキュラム構成になっています。

S.Fさん(小学3年生)
算数のテストが10点代だったのが、100点を連発!集中して勉強できるようになった。
不登校だったY.Gさん(中学3年生)
「すらら」が出席扱いされて、欠席日数がゼロに。無事高校に合格。
よくある予習復習用の教材と違って、音声での問いかけやアニメーションでのレクチャーに力を入れているため、授業を受けてない不登校の子でも学びやすくなっています。
詳しいカリキュラムは、公式サイトからどうぞ。(追記:2021年12月31日まで入会金無料キャンペーン中です!)
というわけで、不登校の勉強はどこから?をテーマに書いてみました。
考えてはみたけど、目標までたどり着かないし、わからないところもわからない、決めるのが難しい場合は、まずは国数英の基礎を固めるのがおすすめです。
できそうなところから少しずつ学んでいければと思います。